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etc: スラムドッグ$ミリオネア

アカデミー賞でいくつもの賞を獲得した『スラムドッグ$ミリオネア』を観てき
ました。とりあえず、Wikipediaより、ストーリーを紹介。
 「インドの大都市ムンバイの中にある世界最大規模のスラム、ダーラー
  ヴィー地区で生まれ育った少年ジャマールは、テレビの人気クイズ番
  組『コウン・バネーガー・カロールパティ』『フー・ウォンツ・トゥ・
  ビー・ア・ミリオネア』、日本で言う『クイズ$ミリオネア』のインド
  版)に出演する。
  そこでジャマールは数々の問題を正解していき、ついに最後の1問にま
  で到達した。しかし、無学であるはずの彼がクイズに勝ち進んでいっ
  たために、不正の疑いがかけられ、警察に連行されてしまう。そこで
  彼が語った、生い立ちとその背景とは…」

この語られる生い立ちというのが、なんともはや、とんでもなく過酷で悲惨。悲
惨というよりは、凄惨、・・・かな。そもそも、クイズで正解を続けたら、“無
学だから”という理由で連行されるってどうよ?って感じ。おまけに連行されて
和やかに話をしているわけではなく、ビンタを喰らわされた挙句、電流まで流さ
れる。
そういう映画だとは知らずに見に行ってしまい、冒頭、このビンタを繰り返され
るシーンで「え?俺、間違った?」と思ってしまった。

が、思わず引き込まれてしまう力が、この映画には間違いなくあります。インド
のスラム街と、そこに暮らす人間たちのとんでもなく過酷な生活。本当だったら
目を背けたくなってもおかしくないはずなのに、引き込まれてしまう。
それは映像がどこかカラリと乾いているから、かな。色彩としてはそんなでもな
いんだけど、とても鮮やかに目に映るのです。加えて、テンポの良さと音楽の力
も大きい。特に音楽は全編を通して格好よかった。
ともあれ、本来だったら、ドロドロと湿っぽくなってもおかしくないはずのもの
が、この映画では魅力の一つとなっているように思います。

内容としては、もう、日本に住む僕のような人間には善悪とか、そういう次元を
超えてしまってる部分があります。
最初に書いた「正解を続けたら連行」もそうだけど、人身売買、物乞いのために
目を潰す、それらを組織的に行う悪人たち、などなど。さらには実際の世界でも、
ヒロインの子供時代を演じた子役の父親が、その子を大金で養子縁組に出そうと
したとかしなかったとか・・・。
ここまできては、フィクションはフィクションでもコミックや空想の世界に近く
なってしまって、正しい判断ができなくなってしまう。この距離感ゆえに、映像
をドライに見られるというのもあったりするかもしれません。

正直、ストーリーは大したことはなかったりもしますが、映像と音楽だけでも見
る価値はあったかなー、と。そんな風に思ってます。

あ、音楽については一点だけ。
そんなわけで非常にシリアスな内容の映画なんだけど、最後はインド映画のお決
まりというか、ミュージカルのシーン。台無しになってるような、救われてるよ
うな・・・。
そこらも含めて、やっぱり、この映画の判断は難しいです。
22:26 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
etc: フロストxニクソン | top | R: エル・ブリの一日

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