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E: ラ・トゥーエル(神楽坂)

二ヶ月近く前、神楽坂のラトラスへと訪れました。そちらのシェフが独立してラ
トラスを開く前に勤めていたのが、同じく神楽坂にある『ラ・トゥーエル』。比
較のため、というのではないですが訪れてみました。

ロケーションは神楽坂のど真ん中。
神楽坂というのはなんだか不思議な場所で、何があるとも思えないんですが、い
つ来ても人が多い。この日も地下から地表に出ると、人が多くて驚きました。
並んでいる店を眺めてみても、多種多様。チェーン店の類もあってお高さを感じ
させないようでいて、ちょっと路地に入ると一線を引いてる雰囲気もある。来る
度に首を傾げてしまう、興味深い場所です。

それはともかく、ラ・トゥーエルは神楽坂のメインの通りから小さな通りに入っ
てちょっとのところにある、どこか可愛らしげな洋風の建屋の二階です。エント
ランスへは外に出ている階段を上ります。
ちなみにラトラスのエントリでも書きましたが、ラ・トゥーエルとラトラス、こ
の二軒は本当に近くにあります。店に入る時、ラトラスへのお客さんの出入りも
見えました。どちらも繁盛しているようで何よりです。

入店、すなわち即フロア。エントランスから見て左右にテーブルが並ぶ左右対称
のレイアウト。エントランスからフロアまでののマージンがまったくないので、
入り口近くのテーブルだとちょっと、落ち着かない可能性もあるかも。
内装は天井の梁などは見えていて、ペンション・コテージ風、と言えばいいのか
な。壁やテーブルクロスのホワイトと、床やチェアに梁のブラウンでツートンカ
ラーにまとまってます。
繰り返し同じ名前を出してしまうけど、ラトラスの内装とも似ています。という
か、出展の順序からするとラトラスの方が似ている、という方が正しいのでしょ
うが。

週末・休日のランチはプリフィクスのフルコース2種類におまかせ1種類。おま
かせは前菜3皿(うち1皿はスープ)と盛り沢山。プリフィクスは前菜2種類、
メインが3種類からの選択となります。
おまかせは皿数からいってもtoo muchなので、プリフィクスのどちらかから。魅
力としては、ほとんど差はない。結局、時期のものであるホワイトアスパラと、
名残の品となる蝦夷鹿に負けて5500円のコースを選択しました。
 鯨ほほ肉のエスカベッシュ
  鯨、というのがなんとなく嬉しい。とともに、某環境保護団体に怒りが沸
  いてきたり。ま、それはともかく。
  エスカベッシュとしては酸味は控えめで、鯨の肉の味がわかりやすい。せっ
  かくの鯨なのでもうちょっと食べたいなー、という程度のポーションもス
  ターターとしては適当です。
 フォアグラと白アスパラのソテー
  フォアグラの下にはカリフラワーで作ったプリン。ソースはビガラードだっ
  たかな。高級食材に旬の食材、手の込んだものも加わって、豪華、かつ華
  やかな一皿。
  フォアグラは思ったよりも軽め。これは素材の違いなのかな。塩はしっか
  り目に効いてたように思います。ポーションはそこそこですが、これくら
  いの方が飽きずに済んで良いかと。身体にも安心ですし:-)プリンは素材
  の風味があまり生きてなくて、ちょっと残念。
  アスパラは細身で繊維質の食感を残してる。酸味の利いたソースにはあっ
  てます。お目当ての一つとしては、やや、インパクト不足かな。
 黒鯛のポワレ アメリケーヌのソース
  火入れは問題なし。表面はパリッとてしていて、でも、締まりすぎること
  はなく。生にはない香りと旨みがちゃんと出るように熱も入ってる。
  魚介の旨みが臭みやイヤミになってないソースは出色。粘度は低め。海草
  も混じっていてちょっと面白い。
  素材としては珍しくはないけど、ソースで喰わせるフレンチらしい魚の一
  皿で美味しく頂きました。
 蝦夷鹿のロースト アルザス風グリーンペッパーのクリームソース
  表面は焼き目がつくくらいで、中はロゼ。表面に近いところでグラデーショ
  ンが激しいタイプ。ねっとりとした歯応えと肉汁の肉々しさは、火入れが
  最低限ゆえのことかと。
  ソースはクリームということでしたが重くもならず、こういうのもありな
  んだと納得。好みはあるだろうけど。これ以上クリームっぽくなると厳し
  いでしょうが、そこらの見極めは文句なしです。
  出てきた時は、一見、それほどポーションがないように見えたんだけど、
  肉に厚みがあるからか食べてみると思った以上に満足でした。
 ココナッツのブランマンジェ
  ブランマンジェの上にはマンゴーのソルベ、周囲にはココナッツのスープ
  とフルーツ。お腹一杯でもう食べれない、という時にでも頂けるような食
  べやすい一皿。
  マンゴーのソルベは南方の果実に独特のちょっと癖のある味がしてる。ブ
  ランマンジェよりインパクトがあるかな。

けれんみはないけど、味、ポーションともに過不足なく、とてもバランスの良い
料理。一皿の中でバランスが良く、さらに全体としてもバランスが良い。良い意
味で真面目だなあ、と思います。
コストパフォーマンスも上々。価格からすると充分に満足できます。今回は真ん
中の5500円のコースを選択しましたが、下の3800円のコースでも不満は出ないん
じゃないだろうかと思います。

サービスはベテランぽい人を中心に三人で。フロアの規模を考えると充分ではな
いかと思います。質自体は個人差があるように見えました。
皿出し等もスムーズで、何かが滞るということはありませんでした。厨房はフロ
アからは完全にクローズで様子は伺えませんが、そのあたりの連携もきちんとで
きているようです。

あとはこの店ならでは、というのがあれば良いなぁ、と思います。料理もサービ
スもレベルは高いんですがアベレージヒッター的な印象も。もちろん、高打率と
いうことだけでも、素晴らしいことなのは言うまでもありませんが。
00:12 | 飲食(フレンチ) | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
E: オトワ・レストラン(宇都宮) | top | etc: k・vincent

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