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R: D.A.ノーマン著『未来のモノのデザイン』

「誰のためのデザイン」で有名なD.A.ノーマンの比較的新しい一冊、『未来のモ
ノのデザイン』を読了。
人間と機械、ここでの機械は自律的でいわゆる賢い機械、とのインタラクション
が、どうあるべきなのか、それを書いた本。作者であるノーマン曰く
 「科学者や技術者、企業のトップと話をしていて私は困惑してしまった。話
  の中心はいつも技術の驚異にあって、人々とのインタラクションは無視さ
  れていたのだ。機械は完璧なものであると見做されていた。問題が起こっ
  たら非難されるのはいつも人間の方だ。このことについてはもっと研究し、
  もっと究明しなければならない、と判断した。その成果がこの本である」
だそう(日本語版への序文より)。
本来的には、とても深い話題であるけれど、この本は研究書ではなく、あくまで
啓蒙書の類。さらりと読み進むことのできる一冊です。

僕はいわゆるITの人間でウェブとか情報サービスとか、そんなことをやっている
わけですが、結局、何について考えてるかというとそれを使っているユーザー、
つまり“人”だったりします。
が、これがまったくわからない。一体、何をどうすればいいのか。ずっと、悩ま
され続けてる。この本一冊を読めばそれが解決されるかというと、もちろん、そ
んなわけはないんだけど、読んだおかげで考え方が整理されたところは多々あり
ます。
僕がグダグダとまとめるよりも、作者自身がすっきりとデザインルールとしてま
とめてあるので、記憶に定着させるためにも引用しておきます。
 1.豊かで複合的で自然なシグナルを与えること
 2.予測可能であること
 3.良い概念モデルを与えること
 4.結果が理解可能であること
 5.煩わしくなく、連続的な気づきをもたらすこと
 6.自然なマッピングを活用すること

まあ、端的に言うなら「何をしてるか伝え続ける」、ということのよう。そう考
えると、昔の機械というのは何に使うか、何に使えるかについて悩むことは少な
いような気が。たとえば、炊飯器は単純にお米を炊くものだった。けど、最近の
炊飯器はというとお米を炊くだけでなく、煮物もできるし、挙句、パンまで焼け
ちゃう。
まあ、お米を炊くかパンを焼くかは使う側で明示的に指示しないといけないから
別だけど、そういう多機能なものが人間の指示によらず、自ら判断して動くとなっ
たら、どういう状態にあるか(1, 3, 5, 6)、何を目的にしているか(2, 3, 4,
6)を伝えることが重要なのは理解できます。

もっとも、理解はできても実践ができるかは別問題なんだけど。
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