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E: ボン・シュマン(学芸大学・祐天寺)

「関西の」とか、「関東の」とか、そんな枕詞に大して意味がないのは重々承知
の上だけど、“住宅地の(きちんとした)フレンチの数”では関東の方が圧倒し
ているように思うわけです。
人の多さがそれをそれを可能にしてるのか、生活スタイルがそうなのか。理由は
わかりませんし、そもそも、本当に多いのかどうかもわからなんだけど、そんな
気がします。

先日行ってきた『ボン・シュマン(Bon Chemin)』は、学芸大学と祐天寺の中間
あたり、地名で言うなら五本木となる住宅地にある一軒です。
そんな場所なので周りに何があるわけでなし。なので、本当だったら予約してお
いた方が安全なのでしょうが、予約もなしにふらりと訪れてみました。

白をベースに庇とプラントの緑が映える店のファサードは南仏風?ガラスの部分
も大きく取られていますが、プラントなどで通りからの視線を遮るようにしてあ
るので、中に入って落ち着かない、ということはなさそうです。
中はというと表とは変わってミラーを使ったゴージャスさと、レース使いや壁の
デコレーションに現れるファンシーさが同居してる。非日常の雰囲気は出ていま
す。そう広い店舗ではありませんが、奥には個室もあるようです。
その個室は小さい子供もいる家族連れが利用しており、そのあたりも住宅街のレ
ストランらしいとこかも。一方で、おなじ会社の女性グループがランチにも利用
していたりと、わざわざに足を運んでいる人たちもいるみたいです。

休日のお昼は前菜+メインで3000円のコース。前菜、もしくはメインを1500円で
もう一皿追加もできます。他にはお任せのコースや、予約をしておけば休日でも
1800円(?)のコースも用意してもらえるようです。
前菜、メインともに4,5種類からの選択となっていて、オーソドックスなメニュー
が並んでます。
 メイワシ(?)のエスカベシュ
  あ、アミューズ出るんだ。
  味は良いけど、ちょっと、身が締まってるというか、ばさつきが出てると
  いうか。もうちょっと、ほわりとしている方が好みかな。
 豚足、豚舌の入ったブーダンノワール バナナのクリーム添え
  赤黒くて四角いテリーヌは一見のっぺり。でも、口にするととても繊細な
  食感。しっとりとしていて、それでいてふわふわ。ムースのような、泡の
  ような。伝わるかなー、この感じ。豚足、豚舌の歯応えがアクセントになっ
  てるのも良い感じ。
  味わいもすばらしいバランス。くどくならず、でも、不足を感じさせず。
  このブーダンは添えられているバナナのクリームと一緒の方が絶対に美味
  しい。バナナ自体の風味はそれほど強くないんだけど、クリームの甘さと
  一緒の方がブーダンのコクが引き立ってる。
 蝦夷鹿のポワレ 茸のソースと栗のペースト添え
  白くて丸い、大きなお皿の一面に敷き詰められた薄くスライスされた鹿肉。
  切り口は生と変わらぬ鮮やかな赤。そこにたっぷりの薄いココアのような
  ソースがかかり、黄色味がかった栗のペースト。華やかさはまるでない。
  でも、間違いなく美味しいことを予想させる、すばらしいルックス。
  そして、その期待を裏切ることなく、とても美味しい。どれかに強い主張
  があるというのではないけど、しみじみと沁みこんでくるような美味しさ。
 チョコムース、チョコタルト、ミルクのシャーベット
  んー、味は悪くないんだけどな。タルトとか、甘みがぎりぎりまで抑えて
  あって、チョコの苦味が堪能できるデザートになってる。なのに、なんで
  3品中2品がチョコかなー、と。
  味ではなくて構成の点で惜しいデザートでした。

とても骨格のしっかりとした筋の通ったフレンチを食べさせてもらいました。内
装がどことなくファンシーな雰囲気があったので、どんなものが出てくるか心配
なところもあったのですが、きっちりとしたフレンチです。
そう思ってあらためてメニューを見てみるとオーソドックスだけど、きちんとし
たものは間違いなく美味しいものが並んでいるような。価格的にも、これで3000
円ならコストパフォーマンスが良いと思います。

サービスはまだ若い男性と女性が一人ずつで、可もなく不可もなく。店の前で足
を止めている人を見かけたら、声を掛けに行ったりと目配りもそこそこできてる
場面もありました。まあ、まだまだ押し出しがきかない感じですが、この店では
その方が良いかも。変に馴れたベテランだと威圧感を感じて鬱陶しい気もします。

カップルとか、わざわざ遠くからとか、ましてや食通がとかじゃなくて、子供も
一緒の家族連れなんかが楽しんでる。
肩肘張っていくようなお店ではない。でも、ほんの少しのハレの場としても機能
する。もちろん、きちんと美味しいものが出てくる。そして、家からも近い、と
なったら言うことはなし。
住宅地のフレンチ、侮りがたし!です。
22:59 | 飲食(フレンチ) | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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