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R: 『宇宙旅行はエレベーターで』

死ぬまでに一度は行ってみたい、あわよくば利用してみたい。それが叶わないな
らば、せめて、完成したというニュースにだけでも接したい。常日頃から、そう
願っているものが一つ、あります。
この書き方でわかるように、まだ、この世には存在していません。鋭意、研究中。
ですが、できれば僕が存命中に、その確たる気配だけも感じさせてほしい。そう
強く願って止まない建造物。それが「軌道エレベータ」です。

すなわち、地上から静止軌道を超えるところまで伸びた、ただただ長大なエレベー
タ。それだけ、といえばそれだけ。
それだけではあっても、もちろん簡単には作れません。材料、費用、安全性など、
課題、問題は山積み。その一つ一つが、素人にも相当の困難であろうことは想像
に難くありません。
けど、これが完成した暁には、大袈裟に言うならば人類のその活動は、次のフェー
ズへと移行する。そんな風にさえ思ってます。それくらいに僕にとっては魅力的
な建造物であり、ある意味、思想でさえある。もちろん、エンジニアリングとい
う観点からも、とても興味深いのは言うまでもありません。

そんな魅力的な軌道エレベータのことを書いた一冊が、ブラッドリー・C・エド
ワーズ,フィリップ・レーガン著『宇宙旅行はエレベーターで』です。
でも、なんだか、あんまり面白くないのです。本当だったら、もっと、わくわく
して然るべきテーマの一冊なのに・・・。

SF作品における軌道エレベータの扱われ方とか、経済の話など、切り口としては
面白いものもあるんだけど、全体に踏み込みが浅い気が。
たとえば、(この本でも書かれてるように)クラークの「楽園の泉」で洗脳を受
けて、軌道エレベータは赤道上にしか作れないものだとばっかり思っていた僕に
は、緯度で±35度位までは可能、というのは新しくて、かつ、とてもうきうきと
してくる情報なのに、ただ、可能だ、と書いてるだけ。そこら辺、もう少し、突っ
込んで書いてほしい。
かと思えば、エレベータが完成したら、宇宙に安くいけることとかはくどいほど
に出てくる。材料としてのカーボンナノチューブの素晴らしさも。でも、繰り返
されているだけで、説得力のある話の一つも出てくるわけでもなく・・・。

うーむ。せっかくの題材なのに。もったいない。
22:59 | 書籍 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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